改名の心得・2

 ◎ 改名について誤解の無いように、注意しておきたいことがあります。

  改名する場合に、ただ漠然と
  「どうも名前が良くないらしいから、なにかほかの名前に変えてみよう」というような
  アイマイな軽い考えであってはなりません。
 
   1.どの字が、どういう理由でいけないもか?
  2.この五気の組み合わせは、なぜ悪いのか?
  3.陰陽の配列、画数のどこが悪いのか?

  そう言ったことを、はっきり認識して、自分の今日までを十分反省し、改名と同時に
  心機一転、さらに努力してこそ、改名の効果が期待できるのです。

  姓名学によって自己の欠点も長所もわかります。運勢を予測できることは、いままでに
  述べたことで理解できていると思います。

  五気の組み合わせが、火火・金金・土土・木木などのように重なっている人は必ず、
  短気で頑固なところがあるのですから、改名と同時に、その欠点をなおすことが出来ま
  すし、それによって、今まで逃がしていた地位や名声や信用を得ることも可能になる
  でしょう。

  病気や怪我などの多い人も、名前に出ているのですから、これも自分で注意を怠らない
  ようにしておけば大病や大怪我をしなくてもすむでしょう。更に改名によって、これを
  最小限度に避けることが出来るのですから、悪い名前のままでいるよりも、改名したほ
  うが遙かに賢明であることは、解りきっていることでしょう。

  「今日まで、自分としては出来るだけのことをしているのに、どうしても芽がでない」
  という人は、改名して、今まで通りの誠意と努力をつづければ、必ず報われるにちがい
  ありません。

  「改名したから、誠意も努力も必要ない」などと考えてはいけません。
  「改名してから一年もたつのに何も変わったことがない。かえって悪くなったくらいだ」

  なんて自分では何一つ努力もしないでグチる人がありますが、これは姓名学を誤信して
  いるからです。前科十数犯なんて人が改名したからといって、だだちに善人になれない
  でしょう。

  しかし、精神をいれかえて改名したら、その効力は、その日、その時からでも現れる
  でしょう。生まれ変わったつもりで、名前も改名と思わずに、出生名のつもりになれば
  よいのです。

  長い間、医療に手をつくしたが、どうにも思わしくない、という人もあります。
  その病根が名前からきているものなら、改名によって治す事が出来ます。
  だからといって、もう医者も薬も不要だ、というのではありません。

  姓名学の神秘性というのは、ここにあるのです。

  姓名によって運命づけられているため、人間の力や科学の力をもってしても、どうにも
  ならない場合があります。どんなに宗教を信仰しても、駄目なこともあるでしょう。
  こんな時には、悪い名前を良い名前に改めるより方法はないのです。
 
  そして、悪い名前の持っている宿命から、早く遠ざかるようにすべきです。誠意と反省
  と努力があれば、それは必ず達成できることなのです。
  誠意も反省も努力も愛情も、人間として必要欠くことの出来ない何ものも持たずに
  どんな良い名前に改めたところで、それが何になりますか?

  神棚を造り、仏壇を設けたからといって、心から拝む気持ちがなければ、どんな立派な
  ものを設けたところで、それは単なる見栄であり、見かけ倒しであって、何のご利益も
  なければ、クソの役にもたたない無用の長物というべきです

  この点をよく理解して、けっして間違えた考えや、誤信をしないように
  特に注意しておきたいと思います。
 

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